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採用担当より

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「誰と仕事をするか」人事や経営でよく言われる言葉です。採用の視点で言えば「一緒に働きたい人」ということです。これは企業によって異なりますし、面接官によっても異なるでしょう。それでは「一緒に働きたくない人は」と尋ねられたらどうでしょう。こちらは簡単に答えが出るのではないでしょうか。

面接では、倫理観や正義感、勝ち取った経験、負けた経験、これらがあぶりだされるように、またはストレートに尋ねます。いわば「人間の器」でしょうか。その形成は中学生・高校生の頃には出来上がっていると考えています。実際に、性格性質テストでも、13歳頃までには固まっているベースの能力だと言われます。「社会人デビュー」は世の中にはありません。反対に「あんなに期待されたのに」「高校時代は神童だったのに」が実情です。叩きのめされて、学歴も何もあったもんじゃない。同期に失望、先輩にがっかり、将来が見えるだの見えないだの、多かれ少なかれそんな経験をします。どの会社もホームページには書きませんが、事実です。上場企業だろうと、ベンチャーだろうと一緒、いえ、経験から言えば大企業の方があからさまです。

だから、基本の性質がとても大切になるんです。勝つために努力した、まっとうな正義感がある、弱いものはいじめない、ものを大切にする、負けたときは悔しかった、など。何も感じることなく、ただただ、群れていたり、好きなことだけをしてきた応募者には、インプレスは良い場所ではありません。

きれいごとだと笑われそうなことを、やる。正しいと信じたことに物おじしない。一度通らないくらいでやめる企画なら提案しない。落ち着いて、冷静に自分を振り返り、目標を定めて走ってゆく、何かあったときに頼れる過去、つまり自分を持っている。強いものに阿ることを恥じる。

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これが一緒に働きたい人です。出る杭、というより沈まない人です。

学歴は重視しませんが、好奇心・知識欲は非常に大切です。営業をやりたいです!という社員に出張先を告げたとき、即座に場所や通貨、宗教、歴史が浮かぶ人と、浮かばない人では大きく仕事のスピードが違います。当たり前のことです。もちろん地理を勉強しろということではありません。新入社員のうちは横並びでも必ず差がついてくるのが、こういう知識や興味・好奇心です。決して受験勉強は無駄ではなかったのです。

居心地の良さ、人物の対応、などで会社を選ぶことは間違ってはいません。私の知る他社の人事の方々も、話し上手で聞き上手、学生への指導が巧みです。しかし、それはあなたが仕事をする、続ける原動力になりますか?過剰ともとれる福利厚生はあなたを成長させますか?

産業も職種も事業も移り変わります。「誰と仕事をするか」選ばれるために、選ぶ立場になるために、助けとなるものは、自分の中にあります。

働き始めると沢山の人に出会いますが、利害なく会える人の数は限られています。採用など、一期一会がほとんどです。電話ができる、会うことができる、今の友達を長く大切にしてください。

IEC

若手社員によるイベント企画チームです。社員旅行や忘年会など、全社イベントを企画、運営し、社員を盛り上げます。全社イベントの成功は、社員にとって重要な体験です。確かに準備は大変、当日のリスクも検討、楽しいだけではありません。もちろんイベント企画が大好きなメンバーばかりが入社しているわけもありません。ただひとつ言えることは、「結果を出すリーダーは、入社3年までの間に全社に渡るプロジェクトを体験している」これだけです。全社を見渡す経験が与えられないままで、リーダーになれるでしょうか。これがIECの意義です。仲良くなるため、風通しを良くするため、そんなサークルとは一線を画します。入社時期の近い若手によるプロジェクトの場、将来のリーダーを育成しているのです。

また、インプレスの社員代表の役割も果たしています。