経理担当者必見! 使えると便利なExcelの関数

投稿日:2016年02月05日

Excelのスキルは経理担当者には欠かせません。経理の仕事では、Excelの関数に関する知識が業務の効率をアップさせるのに大きく役立ちます。Excelにはたくさん関数がありますが、これらを全部おぼえておく必要はありません。ここでは、経理担当者がおぼえておくと便利な関数にはどんなものがあるかみていきます。

 

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関数をおぼえる前に気を付けるポイント

経理をはじめとする事務職の求人では、WordとExcelのスキルはほぼ必須となっています。Excelは使用する場面も多く、ビジネスでは欠かせない表計算ソフトです。

Excelを経理担当者が使う場合は、単にデータの入力ができればOKというわけではなく、関数を知っておいたほうがよいでしょう。関数をおぼえることで、Excelをもっと便利に使いこなすことができます。

Excelにはたくさんの関数がありますから、おぼえるのが大変だと感じる人も多いでしょう。Excelの関数は、全部おぼえる必要はないですが、これだけはおぼえておいたほうがよいというべき基本的な関数をいくつかおぼえておくのがおすすめです。

Excelには基本的な関数の組み合わせからできている関数もありますし、基本的な関数を使って、ほかの関数の代用ができることもありますので、まずは基本的な関数をおぼえておきましょう。

経理担当者が使えると便利な分析に役立つ関数

Excelで経理業務を行うとき、おぼえておくと便利な関数には、次のようなものがあります。

VLOOKUP、HLOOKUP関数

検索条件に一致するデータを抽出するための関数です。VLOOKUPは上から下へ縦方向に検索していき、HLOOKUPは左から右へ横方向に検索していきます。
VLOOKUP、HLOOKUP関数を使えば、商品注文台帳を作成し、仕入管理を行うときなどに役立ちます。

COUNT(COUNTA)関数

COUNT関数は数値データが入力されているセルの数を数える関数、COUNTA関数は文字や数値のデータが入力されているセル(未入力セル以外)を数える関数になります。

COUNT系関数は、データ分析に利用できるほか、入金台帳での売掛金の消込などに活用できます。

IF(SUMIF、COUNTIF、IFERROR)関数

IF関数は、条件により処理を分ける関数になります。条件に合った項目のデータを集計するSUMIF関数、条件に合うセルを数えるCOUNTIF関数、エラー値を別な値に置き換えるIFERROR関数など、IF系の関数はたくさんあります。
IF系関数を使うことで、商品売上台帳での入金確認の消込や売上の集計などに幅広く対応できます。

TEXT関数

指定した数値を書式設定した文字列に変換して表示する関数です。TEXT関数により、数値を文字列の中で空白なく表示したり、数値を四捨五入して表示したりするなどの使い方ができます。

VALUE関数

数値を表す文字列を数値に変換する関数です。外部データから取り込んだ数値が文字列としてインポートされてしまった場合、VALUE関数を使って数値に変換することができます。

Excelの関数といえば、とっつきにくいイメージを持っている人もいるかもしれません。けれど、関数は基本的なものをおぼえておけば応用がききます。上記の関数はExcelを使ううえでおぼえておくべき基本的な関数になりますから、経理業務の効率アップにぜひ役立てましょう。


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