TOTO株式会社 様

iCAS導入により、制度・管理会計を刷新グループ経営管理の効率化・高度化へ着手

システム保守満了に伴い、システムのリプレース実施。予算業務及び実績管理をシステム化によって効率化を実現。更なる効率化・高度化を踏まえ全社システムとして利用構想を立案・順次実施しています。

導入の経緯

システム保守満了に伴う、新連結システム導入検討

システム保守が満了となったため、これを機会に新システム導入を模索していました。 当時いくつかの課題もあり、連結会計に留まらず親会社・子会社がかかえている課題についての改善と 将来の会社運営を踏まえ、全社で利用できるシステムを検討していました。

【課題】

  • 連結予算実績管理の集計をExcelで行っていたが、集計に非常に時間が掛かっていた。
  • 管理連結においては、定量情報のみならず定性情報を収集する必要があった。
  • 既存システムは紙ベースでサマリされた情報(FS・CFなど)のため、データ加工ができず、分析作業が困難であった。
  • 各社から提出される連結パッケージ(Excel)を全てシステム化されているわけではなかったので、場合によっては、Excelの再加工が必要であり、非効率であった。一緒に課題を解決してくれるパートナーとしてインプレス社に決定した。

選択の理由

当社の問題を解決できるスキルと高い技術力
連結業務に留まらず全社の課題を一緒に解決できるパートナーとして選定

数多くの連結会計ソリューションが候補として挙がる中、度重なる検討を行いました。 ほとんどの会社のシステムで連結決算を行うことはできますが、決め手になったのは、インプレス社の柔軟性と問題解決能力の高さです。 インプレス社は自社製品内容を十分に把握され、カスタマイズも柔軟に対応いただける提案を頂きました。 効率化の一環としてシステムを経理部だけでなく、色々な部署で活用することも視野に入れ、将来を踏まえ一緒に問題解決できる会社として採用を決めました。

【導入決定のポイント】

  • 柔軟なシステム利用(制度・管理連結以外に全社での活用できる将来性)
  • 管理連結処理を行っているExcelをシステム化
  • FS及びCFなど分析が簡単(計算過程がわかる)
  • 短期間での導入が可能であった。

導入の効果

データの精度向上、手作業からの作業効率がアップ、制度・管理の問題解決

本社において、全体の作業工数が1人月省力化。約80万円程度経費削減効果がでています。今後はシステム理解が更に進むこともあり省力化が進むと考えています。

【要因】

  • 新システムにより自動集計機能のため応援者減少
  • 業務の平準化
  • 作業レベルからシステム化よりスキルアップ(理解)

今後の展開

全社データを集約、各セクションで共通活用できる仕組みを構築

  • 現在新システムへ刷新及び管理会計のシステム化(自動化)
  • 全社でデータを集約化、活用予定
  • 集約データを活用することにより、現在子会社とのやり取りを最小化にして更なる効率化を実現予定
  • 将来的には、データ集約を通して一本化を行い経営企画・販売・国際など、必要なデータを必要な時に随時参照できる環境を提供
  • さらにグループ会社の予算の申請方法や手順をiCASに統一することを通して効率化を進める予定(Excel提出からweb提出へ)

ご担当者様の声

Excelによる手作業では効率化に限界があり、会社の規模が大きくなることにより集計時間も増大となっていました。 困難と思われる事項についても快くシステム化いただき、有言実行の会社であると評価しております。 また、こまごまとした改善事項(債権債務照合機能改善)なども対応いただき、大変助かっています。 導入コストや改善コストも安く、十分費用対効果のあるシステムだと思います。

企業情報

企業名 TOTO株式会社
本社 福岡県北九州市小倉北区中島2-1-1
設立 1917年5月
資本金 355億7,900万円(2011年3月)
従業員 56社 持分法適用会社数 6社
事業内容 レストルーム商品
バス・キッチン・洗面商品の製造・販売
※2011年3月現在

今回導入いただいたサービス

Excel運用サポートシステム「iFUSION」

Excel運用サポートシステム

煩雑なExcel作業を改善し、業務の効率化を促進します。

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連結決算システム「iCAS」

連結決算システム

決算の早期化、IFRS等の課題に対するソリューションを提供します。

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