Office2016の新機能や変更点

投稿日:2016年02月05日

Office2013の後継であるOffice2016がマイクロソフト社より2015年9月にリリースされました。Office2016になって新しく追加された機能もあり、注目されています。Office2016はOffice2013と比べて何が変わったか、Excelではどんな機能が追加されたかなど、Office2016の変更点や新機能についてみていきましょう。

 

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Office2013とOfiice2016の違い

Office2016のいちばんの特徴は、Office2013と比べて、クラウドサービスとの連携が強化されている点です。Office2016ではファイルはOne Driveクラウドストレージに簡単に保存ができるようになっており、ほかのデバイスに切り替えても作業がしやすくなっています。

また、Office2016では、Word、PowerPoint、OneNoteを使うときに共同編集機能を利用することができます。これにより、ほかのユーザーの編集を表示することができるなど、リアルタイムで共同作業を行うことが可能になっており、利便性が高くなっています。

Office2016のデザインについては、Windows版ではOffice2013とほとんど変更はありません。Mac版であるOffice 2016 for Macについては、従来のOffice for Mac 2011と比べて大きく変更しており、リボンUIが全面的に採用されたものになっています。

Office2016は、タッチ操作用に最適化されています。タッチ操作で簡単にドキュメントの閲覧や編集ができるほか、デジタルインクを使ってメモを書いたり注釈を加えたりすることも可能になっています。

また、Office2016はWindows10との相性がよくなっています。Windows10とOffice2016を組み合わせることにより、より効率的で高い生産性が実現しています。

マイクロソフト社はOffice2016を利用する際は、Office365の購入を推していますが、POSA/ダウンロード版で購入することもできます。Office365をすでに購入している場合には、アップグレードによりOffice2016を入手できます。

Excelはどのように変わったか

Office2016では、Excelも最新バージョンのExcel2016に変わっています。Excel2016で注目される点は、「ウォーターフォール」「サンバースト」など、新たにいくつかのグラフが追加されたことです。

「ウォーターフォール」により、株価のチャートなど増減を示すグラフも作ることができます。また、「サンバースト」では、階層になっている表をドーナツグラフで表示することができます。「ツリーマップ」を使えば、階層になったデータが面積で表示された形のグラフができます。

Excel2016では、そのほか、「データツールパレット」の「what-if分析」が、新たに追加された「予測パレット」(データを分析・予測する機能を集めたパレット)に移動しています。また、その「予測パレット」では、「売上げ」や「支出」などさまざまなデータの未来を予測できる「予測シート」も追加されています。

さらに、Excel2016では、「操作アシスト」という機能も付いています。たとえば、「操作アシスト」で「グラフ」と入力すると、グラフのメニューが出てきますので、そのままクリックして実行することができます。「操作アシスト」では、スマート検索という機能を使うことにより、インターネットから情報を検索することもできます。

Officeはバージョンアップするごとに進化しています。Office2016は、マルチデバイスに対応してさらに使いやすくなっているほか、これまでになかった機能も追加されています。Excelもさらに便利になっていますから、Office2016を導入し、業務効率化に役立ててみてはいかがでしょうか。


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