Excelファイルを複数人で共有するときに気を付けたいこと

投稿日:2016年02月05日

社内ネットワークにおいて、複数の社員でひとつのExcelファイルを使って作業したい場面もあると思います。Excelではファイルの共有ができるようになっており、設定しておくことで複数人での作業が可能になります。ここでは、Excelファイルを共有する方法や、共有する際に気を付けることをお伝えします。

 

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Excelファイルの共有設定方法

社内ネットワークなどに保存しているExcelのファイルを誰かが開いているときに、ほかの人が開こうとすると、「編集のためにロックされています」というメッセージが表示されます。

この場合、読み取り専用モードで開くことはできますが、編集してファイルを更新することはできません。この機能により、誰かが勝手にファイルに変更を加えるのを防止することができますが、複数人でひとつのファイルを使って作業を行いたいときには都合が悪いことになります。

Excelファイルには、共有設定をかけることができます。Excelファイルを共有にすることで、複数人での作業が可能になります。

Excelファイルを共有設定する方法は、「校閲」タブから「ブックの共有」をクリックし、「複数のユーザーによる同時編集と、ブックの結合を許可する」にチェックを入れます。共有になったブックは、タイトルバーに「共有」の文字が表示されます。

Excelファイルの共有をすると制限されること

Excelファイルを共有した場合、使用できなくなる機能がいくつかあります。Excelファイルの共有で制限される機能のうち、主なものは次のとおりです。

  • セルの結合、解除
  • セル範囲の挿入、削除
  • シートの削除
  • グラフの作成、挿入、変更
  • ピボットテーブルの作成、変更

これらの機能を使う必要がある場合には、ファイルを共有にする前に設定しておくか、共有設定をいったん解除して設定する必要があります。

Excelファイルを複数人で共有するときに気を付けるべきこと

Excelファイルを共有設定した場合、ほかの誰かに思わぬ変更を加えられてしまうこともあります。共有設定をする前にもバックアップをとっておくことも必要ですが、作業中にもこまめにバックアップをとっておくと安心です。

また、複数人で作業しやすいように、誰かが説明しなくても、見るだけで理解できるような仕様にするよう工夫しましょう。

誰かが勝手に共有設定を解除するようなことがあっても困ります。「校閲」タブの「ブックの保護と共有」で、「変更履歴付きで共有する」にチェックを入れたうえでパスワードを設定しておけば、管理者以外が共有設定を解除するのを防ぐことができます。

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